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傾斜割り勘

お酒を飲まない人がいる飲み会の割り勘|飲む人・飲まない人で差をつける方法

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飲み会には、お酒が好きな人もいれば、体質や体調、車の運転、翌日の予定などの理由で飲まない人もいます。会計を全員同じ金額で割ると、ソフトドリンク1〜2杯の人と、何杯も飲んだ人が同じ負担になり、「少し不公平かも」と感じる人が出やすくなります。

この記事では、飲む人と飲まない人で負担に差をつける方法を、計算例つきで紹介します。あわせて、飲まない人が気まずくならないための配慮のポイントもまとめました。

飲まない理由は人それぞれ

まず前提として、お酒を飲まない理由は人によってさまざまです。

  • 体質的にお酒に弱い、または飲めない
  • 体調や服薬の都合
  • 車や自転車で来ている
  • 妊娠中・授乳中
  • 単純に好みではない

理由を詳しく聞く必要はありません。幹事としては、「飲まない」という選択をそのまま尊重することが大切です。

また、20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。新人歓迎会などで20歳未満の人が参加する場合は、お酒を勧めないのはもちろん、周りが勧めないよう幹事が気を配りましょう。年齢にかかわらず、お酒を無理に勧めたり、飲めない人に飲ませたりすることは、アルコールハラスメント(アルハラ)につながります。体調を崩す原因にもなるため、決してしないようにしましょう。

飲み放題かどうかで考え方が変わる

飲み放題プランの場合

飲み放題つきのコースでは、お店の料金がお酒を飲む・飲まないにかかわらず一律のことが多いです。お店によっては、ソフトドリンクのみの飲み放題を別料金で用意していることもあるので、予約の際に確認しておくとよいでしょう。

一律料金の場合は、会計も均等割りにするのが自然です。差をつけるとしても、ほんの少しにとどめるのが一案です。

注文した分だけ払う方式の場合

飲み物を注文した分だけ払う方式では、お酒を飲む人ほど会計が増えます。この場合は、飲む人・飲まない人で比率を変えると、負担の偏りを減らせます。

比率で差をつける方法

おすすめは、金額ではなく比率(重み)で差をつける方法です。

  • その人の負担額 = 会計額 × その人の比率 ÷ 参加者全員の比率の合計

たとえば「飲む人は1、飲まない人は0.7」と決めれば、飲まない人の負担は飲む人の7割になります。比率で決めておくと、会計額がいくらになっても同じルールで計算できます。

計算例

会計が 48,000円、参加者8人のうち、飲む人が5人、飲まない人が3人の場合を考えます。

  1. 比率の合計:1×5 + 0.7×3 = 7.1
  2. 比率1あたりの金額:48,000 ÷ 7.1 ≒ 6,760.6円
  3. それぞれの負担額(1円単位、合計が48,000円ぴったりになるよう調整)
立場 人数 比率 一人あたりの負担額
飲む人 5人 1 6,760〜6,761円
飲まない人 3人 0.7 4,732円

均等割りなら全員6,000円のところ、飲まない人は約4,700円、飲む人は約6,800円になりました。

比率を変えるとどうなるか

同じ48,000円・8人(飲む人5人、飲まない人3人)で、飲まない人の比率を変えた場合の比較です。

飲まない人の比率 飲む人の負担 飲まない人の負担
1(均等割り) 6,000円 6,000円
0.8 6,486〜6,487円 5,189円
0.7 6,760〜6,761円 4,732円
0.5 7,384〜7,385円 3,692円

飲まない人の比率を下げるほど、その分は飲む人の負担に回ります。料理の量は同じように食べることを考えると、0.7〜0.8あたりが、どちらにとっても受け入れやすい一案です。乾杯の1杯だけ飲む人がいる場合は、その人だけ0.8にするなど、細かく分けてもかまいません。

役職の傾斜と組み合わせる

職場の飲み会では、役職による傾斜と、飲む・飲まないの差を掛け合わせることもできます。たとえば役職の比率に、飲まない人は0.7を掛ける方法です。

会計が 60,000円、参加者8人の場合で考えます。

立場 人数 比率 一人あたりの負担額
上司(飲む) 1人 2 14,118円
上司(飲まない) 1人 1.4(2×0.7) 9,882円
一般(飲む) 3人 1 7,059円
一般(飲まない) 3人 0.7 4,941円

比率の合計は8.5で、合計がちょうど60,000円になるよう調整しています。このように掛け算にしておくと、「立場が上の人は多め」「飲まない人は少なめ」という2つのルールを、矛盾なく1つの計算にまとめられます。

角を立てずに決めるコツ

事前にルールを決めて案内する

会計のときに「あなたは飲んでいないから安くしておきます」と個別に伝えると、かえって気を遣わせてしまうことがあります。案内の段階で「飲まない人は少し安くなります」とルールとして伝えておくと、自然に受け入れてもらいやすくなります。

飲まない人に「誰が飲まないか」を言わせない

参加者の前で「飲まない人は手を挙げてください」と聞くのは避けましょう。出欠の連絡と一緒に、幹事にだけ伝えてもらう形にすると、本人も気が楽です。

差はつけすぎない

飲まない人の負担を大きく下げすぎると、飲む人から不満が出たり、飲まない人が「申し訳ない」と感じたりすることがあります。料理は全員で食べることを考えて、ほどよい差にとどめるのがおすすめです。

飲まない人も楽しめるお店を選ぶ

ソフトドリンクやノンアルコールドリンクの種類が多いお店を選ぶと、飲まない人も乾杯から楽しめます。お店選びの段階で、メニューを確認しておくと安心です。

まとめ

  • お酒を飲まない理由は人それぞれ。理由は聞かず、選択をそのまま尊重する
  • 20歳未満の飲酒は法律で禁止されており、年齢にかかわらずお酒を無理に勧めるのは厳禁
  • 飲み放題で一律料金なら均等割り、注文した分だけ払う方式なら比率で差をつけるのがおすすめ
  • 飲まない人の比率は0.7〜0.8あたりが一案。役職の傾斜と掛け合わせることもできる
  • ルールは事前に案内し、飲まない人を目立たせない配慮を

比率を決めれば、あとは計算するだけです。keisher なら、メンバーごとに比率を入れて会計額を入力するだけで、1円単位で合計が合う負担額と、誰が誰にいくら送ればいいかまでまとめて出せます。

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