2次会・3次会の割り勘|途中参加・途中で帰った人がいるときの計算
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飲み会が1次会で終わらず、2次会、3次会と続くのはよくあることです。ただ、会が進むにつれて「1次会で帰る人」「2次会から合流する人」が出てきて、幹事の計算はどんどん複雑になっていきます。
この記事では、参加者が会ごとに入れ替わるときの割り勘の考え方と、途中参加・途中で帰った人の扱い方を、3次会までの具体的な計算例で解説します。
基本は「会ごとに分けて計算する」
2次会・3次会がある場合の大原則は、参加した会の分だけを負担してもらうことです。
ありがちな失敗が、すべての会の会計を合計して、全員の人数で割ってしまうことです。これだと、1次会で帰った人が、参加していない2次会・3次会の分まで払うことになってしまいます。
正しい手順は次のとおりです。
- 会ごとに、会計額と参加者を記録する
- 会ごとに、その会の参加者だけで割り勘(または傾斜割り勘)をする
- 最後に、1人ひとりの金額を全部の会について足し合わせる
手間に見えますが、会ごとの「会計額」と「参加者」さえメモしておけば、あとは計算するだけです。会計のたびにレシートの写真を撮っておくと、あとから見返すときに困りません。
計算例:3次会まであった場合
ある部署の飲み会で、次のように参加者が入れ替わったとします。
- 1次会(居酒屋・料理は単品注文):48,000円。部長A、課長B、一般社員C・D・E、新人F、遅れて終盤から参加したHの7人
- 2次会(カラオケ):18,000円。A、C、D、F、H、2次会から合流したGの6人(BとEは1次会で帰宅)
- 3次会(ラーメン):5,000円。C、D、Gの3人
比率は部長2、課長1.5、一般社員1、新人0.5とし、1次会の終盤だけ参加したHは0.5にしました。2次会以降は、Hも最初からいたので1、Gは一般社員と同じ1です。3次会は軽い食事なので、全員同じ比率(均等割り)にしています。
| 参加者 | 1次会 | 2次会 | 3次会 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| A(部長) | 12,800円 | 5,539円 | − | 18,339円 |
| B(課長) | 9,600円 | − | − | 9,600円 |
| C(一般) | 6,400円 | 2,769円 | 1,667円 | 10,836円 |
| D(一般) | 6,400円 | 2,769円 | 1,667円 | 10,836円 |
| E(一般) | 6,400円 | − | − | 6,400円 |
| F(新人) | 3,200円 | 1,385円 | − | 4,585円 |
| G(2次会から) | − | 2,769円 | 1,666円 | 4,435円 |
| H(1次会途中から) | 3,200円 | 2,769円 | − | 5,969円 |
| 合計 | 48,000円 | 18,000円 | 5,000円 | 71,000円 |
もし3つの会の合計71,000円を8人で均等に割ると、1人8,875円です。1次会だけで帰ったEさんは、会ごとに計算すれば6,400円で済むところ、2,000円以上多く払うことになってしまいます。会ごとに分けることの大切さがよくわかります。
なお、3次会のように割り切れない場合は、合計がぴったり合うように1円単位で調整しています。
途中参加・途中で帰った人の扱い方
同じ会の中で、遅れて来た人や先に帰った人がいる場合は、少し判断が必要です。
コース料理・飲み放題の場合
コース料理や飲み放題プランを人数分の料金で予約している場合、遅れて来ても早めに帰っても、お店に払う金額は1人分のままです。この場合は、比率は他の人と同じにするのが自然です。
ただし、予約人数に入っていない人が途中から来た場合は、お店に追加料金を確認しておきましょう。
単品注文の場合
料理や飲み物を単品で注文するお店なら、参加した時間が短い人ほど、飲食した量も少なくなりがちです。この場合は、一案として途中参加・途中退出の人の比率を0.5〜0.7程度に下げると、ほかの参加者との釣り合いを取りやすくなります。
どのくらい下げるかに正解はありません。「1時間以上遅れたら0.5」のように、幹事の中で目安を決めておくと迷わずに済みます。
先に帰る人には、その場で金額を伝える
1次会の途中や終わりで帰る人には、その時点で負担額を伝えて、精算方法を決めておきましょう。会がすべて終わってから連絡すると、伝え忘れや「いくらだったっけ?」が起こりやすくなります。会ごとに分けて計算していれば、2次会の会計を待たずに、その人の金額を確定できます。
2次会・3次会でよくある悩み
立て替える人が会ごとに違う
1次会は幹事がまとめて払い、2次会は部長がカードで払い、3次会は別の人が払う、ということもあります。こうした場合は、1人ひとりについて「全部の会で負担すべき金額」と「実際に払った金額」の差を出し、差額だけをやりとりすると、送金の回数を減らせます。
上司が「ここは自分が出すよ」と言ってくれた
2次会の会計を上司がまとめて持ってくれることもあります。その場合は、その会を割り勘の対象から外すか、上司の比率を大きくして計算しましょう。ありがたい申し出は、ほかの参加者にも共有して、みんなでお礼を伝えると気持ちよく終われます。
無理に次の会へ誘わない
2次会・3次会は、参加したい人だけが参加するのが基本です。お酒を飲まない人や、翌日の予定がある人もいます。会ごとに計算するルールにしておけば、「途中で帰ると損をする」「帰ったのに払わされる」ということがなくなり、帰りたい人が気兼ねなく帰れる雰囲気づくりにもつながります。
まとめ
- 2次会・3次会がある場合は、会ごとに参加者だけで割り勘し、最後に足し合わせる
- 全部の会計を合計して全員で割ると、先に帰った人が損をしてしまう
- コース料理なら途中参加でも比率はそのまま、単品注文なら比率を下げるのも一案
- 立て替えた人が会ごとに違うときは、差額だけをやりとりすると精算がシンプル
会が増えるほど、手計算でのミスも起こりやすくなります。keisher なら、0次会から何次会まででも、会ごとに会計額と参加者・比率を入れるだけで、1人ひとりの合計額と、誰が誰にいくら送ればいいかまでまとめて計算できます。